海外旅行の準備で必ず悩むのが、”現地でのネット環境をどうするか”ですよね。
皆さんもハワイ旅行の準備している時、ハワイ現地でのネット環境をどうするか考えたことがありますよね。
- 家族と連絡をとる時
- グーグルマップなどの地図・ガイドマップを見る時
- 調べものをする時
- インスタやFacebookといったSNSに写真を投稿する時
当然のことですが、必ずネット環境がなければ出来ません。
海外では"フリーのWi-Fi環境が日本より整ってる"って話をよく聞くことがありますが、わざわざ毎回フリーWi-Fiを探して使うのはとても面倒ですよね…それに、セキュリティも怖いです…
そうなると、Wi-Fiをレンタルする必要がありますが、どこのWi-Fiをレンタルしたら良いか比較してみたところ、「アメリカ放題」というソフトバンクのサービスがかなりお得であるという結果にいきつきました。
ざっくり比較 | 料金(ハワイ5日間) | 料金(ハワイ6日間) |
グローバルWiFi 大容量600MB/日(保障付) | 8,100円* | 9,920円* |
イモトのWiFi 大容量500MB/日(保障付) | 5,600円* | 6,720円* |
アメリカ放題 | 無料 | 無料 |
*時期やキャンペーンによって料金は変わることがあります!
そして実際に私は、ソフトバンクの「アメリカ放題」をハワイで使ってみることに!
アメリカ放題を使う前は、現地のフリーWi-Fiかを使うか、グローバルWiFiやイモトのWiFiなどをレンタルして使っていました。
ソフトバンクユーザーである私はアメリカ放題を使うと料金は無料なだけではなく、簡単な設定のみでアメリカ国内でも日本にいる時のようにスマホが使えるそうです。
ちなみにですが、グローバルWiFiをハワイで6日間程度(いつものハワイ旅行は6日間程度なので)使うとすると約10,000円程度もするので、無料で使えるアメリカ放題はかなりお得に感じました!!
今回は、アメリカ放題をまだ使ったことがない人の為に、アメリカ放題の設定方法や注意点などご紹介致します。
「アメリカ放題は無料のハズが高額請求が来た!」という口コミやネット情報があったので、そうならないように注意点もご紹介いたします!
ハワイ旅行の後に、”高額請求が来た”となったら楽しかったはずのハワイ旅行も楽しくない思い出に変わってしまいますよね…
是非、参考にしていただけたらと思います!
ソフトバンクのアメリカ放題とは!?特徴は!?
そもそも、アメリカの携帯電話事業者であるSprint社をソフトバンクが買収した結果、アメリカ放題というサービスが生まれました。
それにより、Sprint社のネットワークを活用することによってアメリカ国内やハワイでの通信が可能となっています。
つまり、ドコモやau、格安SIMなどでは提供することができない、ソフトバンク独自のサービスといえます
現在(2020年1月10日現在)も、キャンペーン中につき申し込み不要・利用料無料で利用できます!!
アメリカ放題の特徴
- 日本と米国内への発信通話料が無料!!
- 着信が無料!!(アメリカ放題で無いと、日本から着信があった場合、175円/分の料金がかかります。)
- データ通信も日本国内にいる場合と同様にできる!!
- テザリングも日本国内同様に使用可能!
アメリカ放題、凄いサービスですよね!!
今まで、Wi-Fiをレンタルしていたのがバカらしく思えてきました…
アメリカ放題を利用する為の条件
アメリカ放題利用条件
- アメリカ放題対応の機種を使用している事
対応機種:iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone SE、iPad(第6世代)、12.9インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、iPad(第5世代)、9.7インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代)、iPad mini 4、iPad Air 2、iPad mini 3 - 世界対応ケータイに加入している事
- アメリカ本土、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)である事
ただし、アラスカ州・モンタナ州の一部地域、グアム・サイパンなどは「アメリカ放題」の対象外です
参考:ソフトバンク株式会社-アメリカ放題
海外となるとWi-Fiをレンタルしたり無料で使えるWi-Fiスポットを探したりと、旅行に行く前の準備段階から現地でWi-Fiを探すところまで面倒なことが多いですよね。
しかし、上記の条件に当てはまっているソフトバンクユーザーであれば、簡単な設定だけでそんな面倒なことがなくなりますよ!
実際に、今回のハワイ旅行で私がアメリカ放題を使ってみた結果としては、電波の状況も悪くなくとても快適でした!!ハワイでも日本にいるように快適にネットが使えました!!どんな場所でも本当に日本にいる時と変わらないくらい環境は良かったです。
また、私は日本国内でテザリングをよく利用しているのですが、ハワイでも問題なくテザリングを使うことが出来ました!
テザリングについてアメリカ放題の公式ページに記載されていませんが、実際にアメリカ放題が設定できていれば日本にいるときと同じ手順で使うことが出来るのでパソコンでのネットや家族、友人とネット回線もシェアすることができます!!
アメリカ放題の設定もたった1・2分程度で出来るので、是非、アメリカ放題を活用してみて下さい!
しかし、そんなアメリカ放題でも、設定を間違えると大変なことになります。冒頭で軽く触れましたが、かなり高額な料金が請求されてしまいそうになったという方もいらっしゃるみたいです…
基本的には設定方法や注意事項さえ間違えなければ、そのような事が起こらないのでご安心ください!
仮に変な請求が来たとしても、ソフトバンクに問い合わせると、しっかりと対応してくれます。
ソフトバンクが推奨するアメリカ放題の設定方法を忠実に守り、楽しい旅行にしましょう!
アメリカ放題の設定方法一挙ご紹介
アメリカ放題の設定は渡航前と渡航後の計2回必要です。
渡航前の設定はアメリカ放題に限った設定方法という訳ではなく、一般的に海外旅行の際にする設定と同じです。今回の場合だと、アメリカ放題の提携ネットワークであるスプリント以外のネットワークに接続しない為の設定といえます。
渡航後の設定はアメリカ放題の提携ネットワークであるスプリント(Sprint)のネットワークに接続するための設定です。
手順さえ分かればとても簡単です。なお、ソフトバンク公式サイトに設定方法が載ってますが、わざわざ調べに行くのが面倒だっていう方の為に、設定手順のステップをご紹介致します。
【アメリカ放題】渡航前の設定手順
まずは「アメリカ放題」の渡航前の設定についてです。飛行機に乗り込む直前、飛行機の中で設定しましょう!
通常、飛行機の中では電波が出ないように機内モードにしているか、電源を切った状態にしているかと思います。最近だと機内でWiFiも使えるので、機内モードに設定しつつWi-Fiだけオンにしている方も多いと思います。
その場合も、後々「データローミング」をオフにするのを忘れてしまい、知らない間にデータの送受信が行われ、料金が発生してしまう事を防ぐため、以下の設定を必ずしましょう。
step
1初期画面から設定アイコンをタップ
step
2モバイルデータ通信をタップ
step
3通信のオプションをタップ
step
4データローミングをオフ
step
54Gをオンにするをタップしてオフを選択
step
6前の画面に戻りモバイルデータ通信のオフを選択
以上です!
思った以上に簡単でしたね!
【アメリカ放題】渡航後の設定手順
次に「アメリカ放題」の渡航後の設定についてです。ハワイに着いたら早速設定しましょう!
step
1初期画面から設定アイコンをタップ
step
2キャリアをタップ(sprintになっていますね)
step
3自動がオンになっているか確認!*必ず自動にして下さい!
step
4モバイルデータ通信をタップ
step
5モバイルデータ通信をオンにする & 通常のオプションをタップ
step
6データローミングがオフになっているか確認 & 4Gをオンにする
step
7音声通話とデータを選択
step
8画面左上のネットワークがSprintになっているか確認
以上です!大体1分くらいで設定出来ました!!
ソフトバンクのアメリカ放題でキャリアを「自動」に設定しても大丈夫?
ソフトバンクが提供している「アメリカ放題」を利用する際は、iPhoneやiPadで「キャリア」を「自動」に設定しなければいけません。
この「キャリア」を「自動」に設定してしまうと、スプリント以外の通信会社の電波をいつの間にか受信してしまい、高額の料金を請求されるのではないかと心配になる人も多いのではないでしょうか。
しかし、設定手順でも述べたように「データローミング」を「オフ」にしておけば、スプリント以外の通信会社の電波を受信する事はない為、高額な請求が来てしまうというような心配は要りません。
結果としてスプリントだけの電波を受信し、スマホの画面の左上にもSprintと表示されます。
参考:ソフトバンク株式会社-チャットサポート
実際にソフトバンクにお問合せした結果、データローミングをオフにすると他事業者で通信が発生する事はないと言う回答がきました。
参考:ソフトバンク株式会社-よくあるご質問(FAQ)-[アメリカ放題]iPhone/iPadで「キャリア」を「自動」に設定すると、他の通信会社に接続して高額な通信料が発生してしまいませんか?
さらに、よくあるご質問(FAQ)でもデータローミングがオフになっていれば、スプリント以外のネットワークに接続することはないため、通信料が発生しないとの事でした!
データローミングとは!?
先程から何回も登場している「データローミング」とは何でしょう。
因みに、スマホで通信量の高額請求の原因になる主な原因は「データローミング」の設定を間違えたことから、別の通信事業者の電波の送受信をしてしまった為です。
ソフトバンクの場合だと日本国内のサービス提供エリア内であればソフトバンクの電波を送受信して通話・データ通信をしています。
しかし、当然のことながらアメリカに行くとソフトバンクの電波は飛んでいないのでソフトバンクの電波で送受信できなくなります。
そんな時にソフトバンクと提携している他の通信事業者の電波を送受信して、通話・データ通信を可能にする機能が「データローミング」といいます。つまり、便利な機能ですが日本で利用しているパケット定額などといったサービスの対象外となってしまい、高額の料金が発生することです。
まとめ
ソフトバンクユーザーにとって、アメリカ放題は非常にお得なサービスです。
アメリカ放題のサービス以外にもソフトバンクには海外パケットし放題というサービスがありますが、1日最大2,980円の料金が発生してしまいます。
また、Wi-Fiをレンタルした場合は1日約1,000円の料金がかかります。
それがアメリカ放題であれば、無料、0円です!!
正しく設定して、旅行先でも快適にネット環境を整えて使いましょう。
ハワイでアメリカ放題を使ってみて、観光地での電波状況についてレビューしたので「アメリカ放題をハワイで使ってみた!電波は問題なし!」を合わせて参考にしてみて下さいね!
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アメリカ放題をハワイで使ってみた!電波は問題なし!
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